データ復旧業者のウェブサイトには、よく「データ復旧事例」として、どのようなデータ障害が持ち込まれ、どのように解決したかという案内が掲載されています。
自社や自分のパソコンやHDD、メディアやサーバーに障害が発生した時、どのような対応を取るべきかということを、この事例から学ぶことができます。
こうしたトラブルが発生した場合、誰しも慌てることは仕方のなきことです。
しかし、大切なのはそこからどうやってリカバリーするかです。
そのまま慌てて間違った対応をしてしまうと、それこそデータ復旧どころかデータを完全に消失しかねません。
もちろん、データ復旧業者に対応を依頼することが最終的なゴールですが、依頼するほどでもないケースというものもあります。
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余計な依頼をして会社内を混乱させるのではなく、障害の症状を見極めて業者に依頼をしなくてはなりません。
そんな時に役立つのが復旧事例というわけです。
ウェブサイトによっては、どのように障害が発生し、何が原因で、どのような処置をして、どの程度復旧できたかが、細かく掲載されていることがあります。
そうしたものをあらかじめ知っておけば、いざという時、慌てずに対応できるのではないでしょうか。
データ復旧業者のウェブサイトには、様々なデータ復旧の事例が掲載されていることがあります。
これらは、自分の身に起きたときの準備として、読んでおくと役に立つ者ですが、意外に失敗事例というものは掲載されていません。
復旧が不可能だったという事例が掲載されていることはありますが、根本的に失敗したというケースが掲載されることはないのです。
データ復旧業者としては、わざわざ自分たちの失敗を公に出す必要もありませんし、出したところで企業の信用を損ねることになりますので、仮に本当に失敗した事例があったとしても、それをウェブサイトに掲載するようなことはしない筈です。
しかし、利用者側からすれば、こういう失敗こそ掲載して欲しいのではないでしょうか。
もちろんデータ復旧の技術としては未熟だと感じられるかもしれませんが、失敗を包み隠さず示して、それを2度と起こさないための対応が加えられていれば、企業としての信用を得ることができます。
不祥事が批判される原因の多くは、隠蔽によるものです。
企業としての責任を示すためにも、そういった失敗事例も必要ではないでしょうか。
結局は企業と企業の取引ですから、企業としての信頼は、技術の信頼の上を行くものだと言ってもよいでしょう。
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